2020年3月31日から4月7日までの8日間、神戸中央市民病院において救急や発熱外来を除く外来受診患者1,000名を対象として行われた新型コロナウイルス抗体検査の結果、5月2日には33名がIgG抗体を保有していたことが判明しました。これは、神戸市全体の性別や年齢の分布に合わせて補正すると、4月7日の緊急事態宣言が出る前に、既に2.7%に当たる約4万1千人の神戸市民が感染している試算になります。当時、PCR検査で感染が確定されていた数の約400倍の神戸市民が、感染しているとは知らずに生活していた状況にあったと考えられるのです。神戸国際医療連携クリニック(KobeInternationalCollaborationClinic,以下、KICC)は去勢抵抗性前立腺がんに対する「PSMA治療」を中心に、日本で受けることのできない治療を、ドイツやオーストラリアで不安なく、安全に受けることができるようにサポートするための窓口として本年1月に開設いたしましたが、新型コロナウイルスの世界的大流行により海外への渡航が制限され、サービスを提供することができない状況になっています。

そのなかで、パンデミックとなった社会に目を向け、KICCでできることはないかと考え、「新型コロナウイルス検査」を始めることにいたしました。
緊急事態宣言が解除され、社会活動が本格的に再始動するに際して、しばらく続くであろうコロナ時代を生き抜くために、現在の新型コロナウイルスの感染状況を正確に把握することで、通勤や通学、働き方を見直すための一つの指標にしていただくことも大切な使命と考えています。

PCR検査と抗体検査のちがい

唾液PCR検査

検査目的
現在感染しているかを調べる
検査方法
唾液を採取する

新型コロナウイルス唾液PCR検査のご案内へ

抗体検査

検査目的
過去に感染したかを調べる
検査方法
細い針を指先に刺し、血を数滴検査キットに垂らす

新型コロナウイルス抗体検査のご案内へ

現在の感染だけでなく、過去に発熱や咳などの症状があって「新型コロナウイルスに感染していたかもしれない」とご心配の方には、KICCでは唾液PCR検査と抗体検査の併用をおすすめしています。

PAGE TOP