PSMA治療の副作用 PSMA治療では、前立腺がん細胞だけを狙い撃ちするため、副作用は少ないのですが、唾液線や涙腺、小腸、腎臓など正常な組織にも集積するため、わずかに障害を与える可能性があります。具体的には、次のような副作用が現れる場合があります。 唾液が減って口が乾く 涙が減ってドライアイになる 疲れを感じる 血液中の血球が減少する こうした副作用のほとんどは軽度で一時的なものですが、治療後には定期的な血液検査が必要です。 KICCがドイツの大学病院を勧める理由 PSMA治療はオーストラリアやマレーシアなどでも行われていますが、神戸国際医療連携クリニック(KICC)では、治療先として主にドイツ・ヴュルツブルクにある大学病院を紹介しています。 その理由は、安全性の高さ。ドイツはPSMA治療が開発された本場であり、治療の実績も豊富です。腎機能の検査は当日に行うため精度が高く、治療後のアフターケアが万全であることからも、ドイツの大学病院での治療をお勧めしています。 新型コロナウイルス対策に伴うドイツ入国の一時的制限措置により、現在ドイツの大学病院への紹介を停止しています。 去勢抵抗性前立腺がんとは PSMA治療について PSMA治療の原理 治療の安全性について 適応検査について